6月20日 Guilty Gear -Strive-

 

 最近英語学習のためにGuilty Gear -Strive-の英語版を鑑賞している。コアなファンというわけでは全くないしそもそもプレイしたこともないけれどストーリーだけは知っている。

 非常に深みのある洒落た言い回しが特徴的で哲学的とさ言えるストーリーラインは、僕のような中二病を引きづってる二十代にはこの上なく刺さるに違いない。ギルギアがギルギアたる所以であり世界中から愛されている理由でもあると思う。

 過去作についてはまたどこかで書くことにしてとりあえずストライブについて言えば端的に一言。

 本当にカッコいい。

 どうしたらこんな言い回しを思いつくのかというくらい飛びぬけたワードセンスと比喩表現特に下記動画の2:22:48~のカイの引用は聞くたびに鳥肌が立つ。

“これより旨い酒はごまんとあるが、 結局これに決めちまう”

 これを初めて聞いたときは涙さえ出そうになった。何か自分がずっと探し求めていた答えみたいなもののかけらを見つけたような気がして。

 だってそうだろ?

 世の中数えきれないほどの多くの物事があって、その中で割と正解側に位置する答えがすぐ近くにあることがわかっていても、僕はそれを拾おうとはしないでいつもポケットに入れているものを大事に握りしめているんだから。

 正しくないことなんてわかってる、それでも結局こいつに決めちまう。そしてそれでいいとも思う。

 多分進んでいけば何かしら見えてくるものもあるだろうし少なくともそう信じて生きていくことは間違いじゃない。

 このストーリーを通して得たものはたかがゲームと侮れないほど大きかったと思う。たかがゲームのたかが5時間。それでも人生を変えるには十分な衝撃をもっていたしこんなこと言える大人になりたいと強く思った。

 ”たかが全能ーー”

 こんなことを言い放てる人間になりたい。

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