6/21 i read a book a week for a year and it changed my lifeを見て

 https://www.youtube.com/watch?v=ipdKXJcjP24&list=PLoCaTRg23ODyBoDb0FPzjxwseMNzbcGR4&index=1

 この動画は週に一冊ほんを読んだら人生が変わったというタイトルのもので、内容はその名の通り週に一冊の本を読んだことで起こった自分自身の変化について語っている。

 僕自身読書は好きだし感動的で面白い物語を見ることは人生において最大の楽しみだと思っている。長時間座ることができなくってから読書とは距離を置いていたけれど、これを機に始めてみるのも悪くないかもしれない。ヘッドセットを被りながら読書ができるのなら文句はないが、現状の環境では長時間の読書に耐えられるものではない気がする。

 そして時間が足りない。

 英語の勉強とDJの練習だけで6時間はかかるとしたら休日はともかく仕事がある日は難しいと言わざるを得ない。まあそれを何とかして実行するのが人生の一番面白い部分だとも思うが。

 でもこの動画を見て考えたことがる。それは、

 週に一度くらい思い出に残ることをしたほうがいいんじゃないか、ということ。

 例えば今の僕の人生を小説のように書こうと思ったらかなり空白ができてしまうと思う。はっきり言って誰がどう見てもつまらない代物が出来上がるのは目に見えている。自分でそう断言できるのだからきっと想像以上に詰まらないはず。

 これはさすがに不味いのでは?

 ふとこんな言葉が頭に浮かんだ。波乱万丈の人生なんて言わないけれど、最後に振り返った時に「ああ、俺の人生何もなかったな」なんていう事態は本当に避けたい。かなり危機感を覚えている。

 だからこれからはなるべく週に一回くらいは何かに挑戦して人と繋がって思い出を作っていこうと思っている。取り合えずVRCなら移動時間は無視できるし人に会うことも簡単だ。手始めに明日何かeventに参加してみようかな。

 

 

6月20日 Guilty Gear -Strive-

 

 最近英語学習のためにGuilty Gear -Strive-の英語版を鑑賞している。コアなファンというわけでは全くないしそもそもプレイしたこともないけれどストーリーだけは知っている。

 非常に深みのある洒落た言い回しが特徴的で哲学的とさ言えるストーリーラインは、僕のような中二病を引きづってる二十代にはこの上なく刺さるに違いない。ギルギアがギルギアたる所以であり世界中から愛されている理由でもあると思う。

 過去作についてはまたどこかで書くことにしてとりあえずストライブについて言えば端的に一言。

 本当にカッコいい。

 どうしたらこんな言い回しを思いつくのかというくらい飛びぬけたワードセンスと比喩表現特に下記動画の2:22:48~のカイの引用は聞くたびに鳥肌が立つ。

“これより旨い酒はごまんとあるが、 結局これに決めちまう”

 これを初めて聞いたときは涙さえ出そうになった。何か自分がずっと探し求めていた答えみたいなもののかけらを見つけたような気がして。

 だってそうだろ?

 世の中数えきれないほどの多くの物事があって、その中で割と正解側に位置する答えがすぐ近くにあることがわかっていても、僕はそれを拾おうとはしないでいつもポケットに入れているものを大事に握りしめているんだから。

 正しくないことなんてわかってる、それでも結局こいつに決めちまう。そしてそれでいいとも思う。

 多分進んでいけば何かしら見えてくるものもあるだろうし少なくともそう信じて生きていくことは間違いじゃない。

 このストーリーを通して得たものはたかがゲームと侮れないほど大きかったと思う。たかがゲームのたかが5時間。それでも人生を変えるには十分な衝撃をもっていたしこんなこと言える大人になりたいと強く思った。

 ”たかが全能ーー”

 こんなことを言い放てる人間になりたい。

61 Songs In 1 Hour.Drum & Bass Mix/Mixed By ANHEL

一か月半の製作期間を経て僕のDNB史上最高傑作となったBEST SPRINGが完成!1時間以内に61曲をつないだ挑戦的なMIXになったと思う。

 実のところ5月3日に公開していた本作だが割と自信作なのでこちらに載せておくことにする。

 個人的には20:00~からの流れが一番好き。今まで高音で突き抜けるような曲をあまり使ってこなかったのでBoxplot – Forlomなどは本当に僕にとって革新的だった。いつかこんな感じの曲だけを集めたMIXも作ってみたい。バックには自転車を走らせる少女のAI画像とかどうだろうか?

 本格的に作り始めるのは早くても10月ごろになると思う。それまでに左ひざがどれだけ回復しているかにもよるけど、それまでは頑張って曲集めと英語の勉強を進めたい。

6月20日

 今日から日々の記録というものを書いていこうかと思っている。いつまで続くの全くわからないし何か書きたいこともあるわけじゃない。

 ただ英語の勉強中にAli Abdaalという人が作った21 Life Lessons for Teenagers(https://www.youtube.com/watch?v=W3CDMcWlPyM)というクリップを見て僕もやってみようかと思っただけだ。でも実際自分自身の記録というのはまるで一つの小説のようで、未来の自分にとっての一番のエンターテインメントになるのかもしれない。そう思うと少し楽しみだ。

 Aliさんによると自分がその日に経験したことや観た、あるいは読んだ作品に対しての感想を残すことがいいらしいので僕も習ってそうすることにする。続けていくうちに何かを見つけられるかもしれない。

 これまでたくさんの作品、芸術に触れて生きてきたという自負があるが、残念なことに僕はそのうちの一つにさえ記録というものを残していない。かといって今日それらを見返して感想を書くわけにもいかないので取りあえず今日はここ最近見た中で一番印象的だった作品とそれに対する感想を載せてみる。

 6月10日に読んだ「七夏の楽園」

 いきなり最初に載せるのが同人誌の感想というのも正直どうかと思うが書くと決めたので書く。

 僕がこの作品を読んで受けた、正確には気付いた事実に対する衝撃が本当に大きかったから凄く印象に残っている。もちろん性的な面でのインパクトも大きかった。でも一番強く感じたのは自分の中にある「夏」という概念に訴える衝動のようなもの。

 簡単に言えば僕は「夏」が好きなんだと思った。

 何もない田舎の本当に何もない夏。近くにはコンビニもショッピングセンターもゲーセンも映画館もない。どこまで行っても畑と山、そして海が見えるだけの世界。そんな世界で何人かの子供たちが集まって秘密基地を作って遊ぶ風景が実はたまらなく好きなんだと気づかされた。

 故郷の夏を感じて感動したのを覚えている。思い返せば僕が好きな作品にはとりわけ「夏」が多い。

 「AIR」「車輪の国、向日葵の少女」「サマータイムレンダ」

 逆に「夏」ではない作品を挙げるなら、

「EVER17」「シュタインズ・ゲート」「マヴラヴ」「Lain」「ガンスリンガーガール」「リトルバスターズ」

 まだほかにもたくさんあるが列挙するのはやめておく。これらの作品に通じているのは閉じられた世界の中で完結するセカイ系や箱庭系の物語がほとんどだということだ。

 つまり僕は夏を感じる閉じた世界で起こる物語が好きだということ。これに気づけただけでも3000円を出して「七夏の楽園」を読んだ価値はある。これからは夏が来るたびに幸せな気持ちになれるだろうし、暑さのせいで眠れない夜があっても夏の風物詩だと笑っていることができると思う。そんな夏が来ない人生なんてもう考えられないし、もし夏がなくなったらまるで穴が開いたようなさみしさを感じるはず。たとえ漫画のようなことは起こらなくても、ゲームのような抒情的なストーリーがなくてもそれはそれで構わないと思う。

 夏の夜、燃え尽きるように人生の最後を迎えられたらいいな。